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邦楽

せめて一曲だけでも

平和の繰り返し

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【1曲目】

『いつも何度でも』Nataliya Gudziy cover
https://youtu.be/6JiOQ1UBkzU

いつも何度でもー歌詞の意味を読み解いてみた朝-”Let's draw out dreams always”-「新しく人生をはじめていつも何度でも夢を見よう」
http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/55859


【歌詞抜粋】


『繰り返すあやまちのそのたび、
ひとは、ただ青い空の青さを知る』

『さよならのときの静かな胸
ゼロになるからだが 耳をすませる』


【作詞者の言葉】


『歌い手の『木村弓』さんとは8年来の仲ですが、
 彼女は20数年前に脊椎を痛めてその治療に必死
 になって生きてきた人なんです。そんな理由から
 ほとんど遊ぶための外出もしないんですが、たま
 たま『もののけ姫』を見に行ったらひどく感動し
 て、その感動のままに『宮崎駿』監督に自分の自
 主制作CDやテープを添えて手紙を書いたんで 
 す。そしたら一週間後にご本人からお返事をいた
 だいたんですね。監督のもとには多いときで一日
 に段ボール3箱分の手紙が来るのだそうで、それ
 に目を通すこと、まして返事を書くことは天文学
 的確率の低さだと後から聞いて、ああよほどのご
 縁だったのだと思いました。

 監督からの返事には、「いま進行している企画の
 音楽をお願いするかもしれないが、期待しないで
 待っててください」といった内容が書かれてあっ
 て、木村さんはその手紙を私に見せてくれながら
 言ったんです。「今ずっと頭の中で鳴っていて消
 えない曲があるの。もしかしたらこれのための曲
 かもしれない」。

 その作詞を木村さんから依頼されてテープを預か
 ったものの、私は3ヶ月間、それに手をつけず曲
 を聞きませんでした。なぜだかすぐに詩をつける
 のがもったいない感じがしたんです。さすがに催
 促を受けるようになったので、ようやく机に向か
 って書き始めたらそれこそ12.3分でできてしまっ
 たんですね。ちょっと普通じゃない感じでした。
 木村さんはとても喜んで歌ってくれて、それをテ
 ープで宮崎監督に送ったのですが3ヶ月後、企画
 自体が潰れました、ごめんなさいという返事をい
 ただきました。私はまあ、そんなもんだろうと思
 い、木村さんとは、いい曲が出来ただけでよかっ
 たじゃん、と言い合い、その歌は木村さんにライ
 ブで大切に何度も何度も歌われました。もう曲が
 主題歌のために作られたなんてことさえ忘れかけ
 た頃、作ってから勘定してほぼ2年半後、ジブリ
 からの電話で「あの曲を宮崎監督が忘れられない
 ので、『千と千尋の神隠し』で使わせて欲しい」
 と申し出を受けたんです。これ、ちょっとないよ
 うな、珍しい話でしょう。運命的というか 
 (笑)』



【視聴者の言葉】


・歌詞も曲も素晴らしく救われた。
 紹介してくれた人に心から感謝している。

・ナターシャさんは、この曲の日本語詩を
 深く良く理解なさってると思います。
 綺麗に歌いあげてくださっていて感服しました。

・オリジナルより良いという意見が多いのね。
 この人は優れた表現者だと思うが、
 どちらかというと木村さんの感情を抑えた
 語り口の方が私には沁みるな。

・木村さんの歌が良いからここにたどり着いた。
 同じ歌だけどナターシャさんは力強さを感じる。

・今日、ナターシャさんの育ったプリピャチに
 行ってきました。
 完全にゴーストタウンと化した街を見て
 あなたの悲しみが少し分かった気がします。


【随筆者の言葉】


千と千尋の神隠し」のエンドロールで
「いつも何度でも」が流れるのは本当に良い。

「繰り返すあやまちのそのたび、
ひとは、ただ青い空の青さを知る」というフレーズの、語感がちょっと崩れている感じ(?)が好き。

ターシャさんについてはまだ詳しく知らないのでこれを機に詳しく知りたいと思えた。